Living in Shonan
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ESSAY

【エッセイ】私と海のSTORY

2020年夏の海

夏が過ぎ、海に行く回数が増えた。

ふつう逆では?そう、例年だったら逆。今年2020の夏は異例の事態。コロナ禍で感染防止のために神奈川県内の海水浴場25か所すべてが閉鎖となったのだ。もちろん海の家も開設されず。我が家から最寄りの海岸、片瀬周辺では公共の駐車場ですら閉鎖された。

これほど「海に近寄ってはいけない。集まらないで。」と感染者を増やすまいと県を挙げて取り組みをしているのに、地元民がこれを無視して遊ぶわけにはいかない。「神奈川に来ないで!」とまで知事からメッセージが出た時にはもはや地元民であっても、海岸に近寄ったら犯罪者扱いされるのではないかと思った。リフレッシュのために海辺をサイクリングしたり散歩をしたりと軽く楽しんだが、そんな意識から、やはり足が遠のいた。家のバルコニーから毎日指をくわえて、少し遠くから輝く海を眺めていた。

ハイシーズンが過ぎると、浜辺にも海にも人が少なくなる。観光客も戻ってきているとは言え、平日はかなり少ない。安心して私は足繁く海岸へ出かけるようになった。

海の近くの家

毎日海が見たい。気軽に海に行ける距離にずっと住んでいたい。この感覚が夫婦共通で良かったと、しみじみ思う。その結果、毎日江の島と海を眺めて暮らせる住居を購入した。

バルコニーからは、江の島バックに花火が見える。

浜辺までは自転車で10分。電車は2路線利用でき、小田急だと7分、江ノ電だと11分で片瀬海岸に着く。

ひとつ前の鎌倉市にあった自宅からも海はそう遠くはなかった。自転車を20分程度漕げば由比ガ浜に出れた。夏の早朝、鶴岡八幡宮の側にある坂道をザーーっと下って海に出て、波と戯れて、そのまま帰り(帰りの上り坂だけは、けしからんくらいキツイ。行きはよいよい、帰りは怖い坂だ。)そして自宅でシャワーを浴びて、心地よい疲れに浸るのも大好きだった。

それが今度は江の島までチャリで10分。いくらでも行ける!

が、前述の通り今年の夏はそれを自粛せざるを得なかった。

沖縄の海

この“海自粛”ストレスを解消してくれたのが、沖縄の海だった。Go toトラベルを利用し、家族三人で沖縄に5日間ステイした。

毎日海に入り、泳いだ。感染者の多い那覇市内には一切立ち寄らず、滞在先の西海岸リゾートエリアと離島、そしてやんばるエリアで遊びに遊びまくった。

マリンアクティビティでお世話になった方からは、「自分がお客さんだったら今年が絶対最高。ラッキーでしたね!」とお言葉を頂戴した。その通り。観光客が少ない、人が出歩いていない、おかげさまで行き届いたサービスを享受し、リゾートを満喫できた。

沖縄の海の美しさは世界屈指と言われているが、まさにその通りだ。

今年はグリーンミシュランを取得している水納島まで足をのばし、あまりの美しさに感動した。沖縄本島ですら綺麗なのに、さらにそれとは比べられないほどの透き通ったエメラルドグリーンの海なのだ。海中には生きているサンゴ礁とカラフルな魚たち。何時間潜っていても飽きない。いくらでも魚と海底を見ていたい。今までサンゴ礁と言うのは白だと思っていたが、あれは死んでしまったサンゴで、生きているサンゴ礁は様々な色をしていた。

これは…、さすがに自宅近くの海ではかなわない。近くに海があっても沖縄に行く理由だ。

湘南の海

透明度では叶わないが、湘南の海も海辺も素晴らしい。何より景観が素晴らしく、都心からのアクセスが良いため、例年ならば日本一人気のある(混む)海水浴場だ。

江の島があり、茅ケ崎の烏帽子岩があり、その背景には富士山と伊豆半島が広がり、美しい景観を誇っている。かの有名な、葛飾北斎の富嶽三十六景にも『相州江の島』として作品で残されている景色だ。北斎にしては荒々しくないゆったりとしたタッチの絵であることから、江の島周辺のリラックスムードは昔も今も変わらないと分かる。

また、観光地でもあることから海周辺の施設が充実しているのが良い。SHOPからカフェ、レストラン、宿泊施設、鎌倉のほうに行けばさらなる歴史的文化施設が待っている。

『湘南スタイル』『SHONAN TIME』など人気雑誌があるのも、湘南の海の傍にあるライフスタイルが好きな人が多い所以だ。

海外の海

私は海外旅行経験が多いほうではないが、思い起こしてみれば、海外に行っても尚、海を求めていた。

  • アメリカ(ハワイ、カリフォルニア<サンフランシスコ・ロスアンゼルス・サンディエゴ>)、グアム、ラスベガス)
  • フィジー
  • メキシコ(テカテ)

ラスベガスとテカテを除けば、全てビーチシティだ。泳いだり潜ったり眺めたり船に乗ったり。それが長いこと私の喜びだということは分かった。(しかし、今後の海外旅行ではヨーロッパとか、NYとか海じゃない文化にも触れたいということは声を大にして言っておく!)

子供時代と海

とにかく、こうやって海のそばにいつも居たいと思うのは何故だろうと考えてみた。

私はずっと海街にいたわけではない。生まれ育ったのは、海まで車で一時間の距離の街、福島県郡山市。夏には父が何回かいわきの海水浴場へ連れて行ってくれていたとぼんやり記憶するが、私にとっての海は幼少の頃から「海の公園」横浜だった。

祖父母が横浜市の金沢文庫に住んでいた。鎌倉と隣り合わせで背中に山を背負い、海に面した街だ。私はこの家と環境と祖父母が好きで、小・中・高と、春休み・夏休み・冬休みはまるっとその家で過ごして遊んでいた。まるで自分の家のように、福島から友達まで連れてきて住んでいた。1年のうち、2ヵ月くらいは滞在していたと考えると、祖父母はとても寛容な人たちだった。

私がまだ1~2歳の頃か、上半身裸でかぼちゃパンツを履き、ストローハットをかぶり、海の公園で潮干狩りをしている写真が残っていた(昭和感満載)。最寄りの海はもちろんのこと、少し足を延ばして、猿島や熱海の海でも遊んでいる。

途中、隣の金沢八景の高層マンションに引っ越し、ますます海が近くなった。部屋からは八景島シーパラダイスがいつでも見えた。特に夜が良く、ライトアップされたあの水族館がとても美しく、「自分も大人になったら海とこんな景色が見えるところに住むんだ…!むしろ、この辺りに住みます。」と固く心に決めていた。(そして叶っている…。)

今はなき「マリンタワー」が好きで、よく遊びに行っては山下公園を散歩して海を見ていた。フェリーで親戚と会食したり、海界隈にいた。

生まれたときから海街で育った人にとっては、海は当たり前のもの、そばにあって当然のものという感覚なのかと思う。静岡の海街で育った友人がそんな感じだ。だからなのか、敢えて求めていない感じがある。

私は少し離れた距離感だったため、求める気持ちが大きかったのかなと思う。

海に呼ばれて

秋になってからビーチヨガに通いだし、以前からやろうやろうと思っていたSUPを今週末夫婦で体験することにした。

私たちにとってマリンスポーツ、マリンアクティビティは旅先のものだったが、(地元の海では泳いで遊んでいただけ。)ついに日常に取り入れようという試みだ。できれば、練習を続けて江の島一周や七里ヶ浜沖往復くらいできるようになりたい。

その話の中で、ビーチヨガの先生に「真理子さん、今年は(海に)呼ばれているから、入ったほうがいいよ。」と言われて、その言葉がすんなり入ってきた。本当にそんな感じ。住処がどんどん海に近づいてきているし。

湘南に住んで15年。今後もここを本拠地とするが、夫の定年後縛りがなくなったら沖縄の海沿いに数年間、移住することも目論んでいる。

今もこれからも、私はこの癒しと喜びのビーチタウンライフを謳歌して生きていく所存だ。

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主婦クリエーター
阿部真理子
江の島と海を眺めながら、湘南主婦生活を楽しむアラフォー母。ベストセラー作家樺沢紫苑の本・読書感想キャンペーンにて最優秀賞受賞(2020年)優勝賞受賞(2019年)。YouTubeの始め方、ビストロ料理、vlogをYouTubeにて発信。人生楽しむネタ・ポジティブな日常をツイッター&ブログで絶賛発信中!クスっと笑ってもらえる家族絵日記は、インスタでどうぞ♥お仕事ご依頼はお問い合わせフォームからお願いします。
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